【初心者向け】アメフトボールの選び方(2023年版)

アメフトボールの選び方アメフト用具

「アメフトボール」を買おうと思っても、種類が色々あって、どのボールを選べばいいのか迷いますよねー。

家で練習するためのボールが欲しい!

でも、部活で使っているボールのサイズって何ていうんだろう・・・

最近アメフトを始めた孫にボールをプレゼントしたいけど、

どれを選んだらいいか分からないわ・・・

この記事を読めば、サイズや素材について理解が深まり、あなたが選ぶべきボールが分かるようになります。

サイズを知ろう

まずはサイズを知りましょう。アメリカで競技用として販売されているのは、オフィシャル・ユース・ジュニア・ピーウィの4サイズ。

footballsize

日本ではこれらに加えて、「ピーウィサイズ」より少し小さい「キッズサイズ」や「ミニサイズ」と呼ばれるボールを使用します。

「キッズサイズ」「ミニサイズ」に明確なサイズ規定はなく、「ピーウィサイズ」とほぼ同等、または、僅かに小さいボールとして認識されています。

サイズ重量長さ直径
オフィシャル400~425 g27.9~29.2 cm15.9~17.2 cm
ユース340~370 g26.7~27.9 cm15.2~16.5 cm
ジュニア310~340 g26.0~27.3 cm14.6~15.9 cm
ピーウィ285~310 g23~24 cm13.0~14.2 cm
キッズ・ミニピーウィより僅かに小さい

細かな数字は覚えなくて大丈夫。「オフィシャル」「ユース」「ジュニア」「ピーウィ」「キッズ」「ミニ」、サイズの名前だけ覚えておきましょう。

競技カテゴリーによってサイズが違う

競技カテゴリーによって使用するボールのサイズが違います。代表的なものを下にまとめましたので、該当する競技カテゴリーを見つけましょう。

アメリカンフットボール

  • 社会人 ・・・・・・・・・ オフィシャル
  • 大学生 ・・・・・・・・・ オフィシャル
  • 高校生 ・・・・・・・・・ オフィシャル
  • 中学生 ・・・・・・・・・ ジュニア
  • 小学生(4~6年生) ・・・ ジュニア
  • 小学生(1~4年生) ・・・ ピーウィー/キッズ/ミニ

フラッグフットボール

フラッグフットボールは少し複雑。出場する大会によって微妙に規定が異なります。

JAPANフラッグ

  • 男子 ・・・・・・・・・・ オフィシャル
  • 女子 ・・・・・・・・・・ ユース
  • 中学生 ・・・・・・・・・ ユース
  • 中学生女子 ・・・・・・・ ジュニア

NFLフラッグ

  • 小学生 ・・・・・・・・・ キッズ・ミニ
  • 小学生低学年 ・・・・・・ キッズ・ミニ

ハドルボウル

  • レギュラー ・・・・・・・ オフィシャル
  • シニア ・・・・・・・・・ オフィシャル
  • 一般 ・・・・・・・・・・ オフィシャル

素材の違い

素材は大きく分けて3種類。それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に合わせた素材を選びましょう。

天然皮革(レザー)

leatherfootball

牛の皮。グリップ性が高く、メンテナンスは手間がかかるものの、使い込むほど手に馴染むのが特長です。高価ですが、ちゃんとお手入れすれば、長く使えます。

試合で一番使用されるのは天然皮革のボールなので、実践と同じ感覚にこだわる方にオススメです。

人工皮革(コンポジット)

compositefootball

ナイロンやポリエステルの生地に、ポリウレタンなどの樹脂層をコーティングしたもの。最近は技術が進化して、天然皮革と見分けがつかないボールもあります。

フィット感があり、グリップ力に優れ、比較的安価。お手入れも簡単です。使い込むとグリップ力が落ちてしまうので、試合にはできるだけ新しいボールを用意しましょう。

見た目もよく、価格も比較的安価なので、とりあえず自分用のアメフトボールが欲しいという方にオススメです。

ラバー(ゴム)

ruberfootball

耐久性抜群。安価。手入れも簡単。レース部分が簡易版になっていることが多く、指の引っ掛かりは好き嫌いが分かれるところです。

キャッチボールに慣れないうちは、地面に落としてボールを痛めることがよくあるでしょう。そんな、まだボールがうまく投げれない初心者の方にオススメのボールです。

アメフトボールの選び方 まとめ

ここまで、アメフトボールのサイズ・素材について解説してきました。以上の内容を踏まえて、選び方をまとめます。

  1. サイズ ・・・ 競技カテゴリーのルールを確認する
  2. 素材  ・・・ 目的に合わせた素材を選ぶ

目的別の素材の選び方は、

  • ボールの感触にこだわりたい    → 試合用ボール「天然皮革」
  • とりあえず自分用のボールが欲しい → 質感・コスパのバランスが取れた「人工皮革」
  • 友達と遊ぶ用のボールが欲しい   → 雑に扱っても大丈夫な「ラバー」

これで、必要なアメフトボールが選べるようになったはずです。自分にふさわしいアメフトボールを見つけましょう!

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